釣り行き前夜、これも釣りの楽しみ
釣りに行く前の夜にわくわくして寝付かれない年ではなくなりましたが、釣り行きを想像するだけでうきうきしてきたりするものです。そして、釣りの朝薄暗い中を釣り場に向かい、松林の手前から釣り具をかついで浜をめざす。いつしか朝の光が釣り場に満ち、細胞の一つ一つが活性化してゆきます。釣り座で踏む砂は、とても気持ちのよい感触を足裏に伝え、急ぐ気持ちを抑えて第一投。釣りの1日の始まりです。
釣り場到着、まずは第一投、キス釣りの楽しみ
釣り座はあたりで一番大きな浜の突き出し、潮の流れを見定めてやや上手に投擲。100mに少し足らない距離を投げ込んだら、スラック(糸ふけ)を慎重に巻き取り一呼吸。ゆっくりと釣り場の底をさぐるように錘をひきずります。どうやら釣り場の海底はいつもと変わりないよう。さらにゆっくりと釣り場の底をトレース。80m手前にキス釣りポイントの定番「かけあがり」、巻き取りを止めわずかに動かしては止め魚信を待つことしばし。待望のキスのあたり。
釣りの一日が始まる
キス釣りの魚信は明確なものが多く、トトトンといったリズミカルなアタリはたいてい中小型です。軽く合わせて、枝針にもキスを食わせるのが、キスの投げ釣り仕掛けのコンセプトです。2度目の魚信にも軽くあわせて巻き上げると、釣れました2尾、20cmに少し足らないくらいのキス。釣り仕掛けの3本バリは一本余しましたが、まずは幸先のよい出だしです。いつもこんな風に第一投から釣れるわけではありませんが、私のキス釣りはだいたいこんな風に始まります。